海底要塞研究所

あらすじの紹介


・登園
 プリンセス、リムジンにてポーキーオークス幼稚園に初登園 「初めての日でいろいろ必要かも知れないから、おこずかいちょうだい」と父親から札束をも
らう。プリンセスと父親の金銭感覚が常軌を逸している事がよく分かる。

・紹介
 他の園児たちは、キーン先生から紹介されたプリンセスを各々の遊びに誘うが、プリンセスは悉くその遊びを否定した上で拒否、ミッチェルですら、あしら
われているのが印象的である。プリンセスの意地悪さが際立つシーンである。

・ガールズのスーパーパワー
 プリンセスは、ハムスターのトゥイッギーを紹介され「かわいいでしょ」と同意を求められたのに対しトゥイッギーを罵倒。ショックを受けたトゥイッギーが回し
車の耐久限度を超える「ヤケ暴走」をし、反動でケージが落下。しかし、ガールズのチームワークでトゥイッギーは床に激突するところを救われるのであった。
(詳しくは後述)

・自分も・・
 ガールズがトゥイッギーをスーパーパワーで救うのを見たプリンセスは自分もパワーパフガールズになる事を決意。父親に小遣いを貰い強化服を製作。
 ガールズに自分の力を認めさせる為、ガールズと銀行強盗退治で張り合うが、つまらぬミスから銀行強盗に縛られ、時限爆弾を取り付けられる。ガー
ルズは銀行強盗追跡とプリンセス救助の二者択一迫られるが、ここでも、鮮やかなチームワークで爆弾処理(後述)をし、プリンセスを助けるのであっ
た。銀行強盗を取り逃がしたガールズは大喜びする周囲の人を我に返らせる程、怒りをあらわにする。バブルスでさえ怒っている事が事の重大さを訴え
ている。

・責任転嫁
 銀行強盗退治に失敗したプリンセスはガールズたちにパワーパフガールズには危険だからならないように諭されるが、ここで諦めるようなプリンセスでは
なかった。さらに強力なパワースーツ製作の為、父親に小遣いをねだるのであるが、
「活躍したのに誰も褒めてくれないの・・」
「体に爆弾を付けられた時も、みんな笑って逃げた」
などと言っている。親の同情を引く為だが、酷い嘘である。

・対峙
 新しいパワースーツを得たプリンセスは、ガールズに戦いを挑む。
プリンセスはこう言った
「あたしは、早くみんなと友達になりたくて、いろいろ言っただけなのに、あんた達のせいで、すっかりみんなに嫌われるようになった」
「パワーパフガールズには、なれないって言っバカにしたけど、そんな事、私と戦ってみなきゃわかんない」と、
もう、滅茶苦茶な論理である。

要約すると
 ・自分の置かれている立場が悪くなったのはガールズのせい。
 ・ガールズに勝って、パワーパフガールズである事を証明する。
という事であり、もはやパワーパフガールズになる事が目的ではなくなり、ガールズを倒して見返してやるという目的に変わってしまっている。

・戦闘開始
 プリンセスのガールズを見返してやるという気持ちが、意図しなかったところであるが、プリンセスが有利になる挑発になった。
特製パワースーツの性能を見極めないまま安易な打撃戦をバターカップがしかけてしまう。案の定、ボディーブローから背中へのパンチに繋がれダウン。
つづいてバブルスが、よい判断で遠隔攻撃にでるのだが、特製パワースーツの性能が予想を上回り、意外性を突かれレーザービームを食らいダウンを喫
する。
 予想外の特製パワースーツの性能に苦戦するガールズであったがブロッサムの機転により立場が逆転、パワースーツの破壊に成功。勝利を収めるの
であった。(詳しくは後述)

・最強の幼稚園児
 戦闘後、ガールズはプリンセスに言う
「パワーパフガールズは 何してもいいとか 偉いんだとか、力をもってるとか思ってるならそれは大間違い。町やそこに住んでるみんなを力をあわせて一生
懸命救う、それがパワーパフガールズよ」と、
ガールズが最強の幼稚園児と冠される所以がここにある。

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