海底要塞研究所

第二段 バイオロボの反撃


 カブトカンス、ハンマーを射出、バイオロボはハンマーを越えジャンプ、そのままカブトカンスにキック。キックで飛ばされたカブトカンスは球状になり、飛行し
て後退。バイオロボは剣を装備し、追跡する。
 第二の戦闘場、山の中腹にバイオロボとカブトカンスが同着。カブトカンス、ハンマーを射出、バイオロボは左腕でハンマーを絡め取り、剣でハンマーの
チェーンをカットする。
 両者、第三の戦闘場(恐らく山の麓)に移動。バイオロボはスーパーメーザーにエネルギーを通わせる。カブトカンスは左腕の爪を振り下ろして攻撃しよ
うとするが、バイオロボの踏み込みは早く、左側面からすれ違いながらの斬り込みがヒット、続けて第二撃、第三撃。翻弄されるカブトカンスにスーパーメ
ーザー・ストレートフラッシュが決まり、決着。


解説
 バイオロボはハンマーをかわす動作をキックという攻撃に繋いでいる。攻防一体である。
(このキックでカブトカンスの大砲が故障したと思われる)
 カブトカンスはバイオロボのキックを受けた時、球状になり後退する。キックの衝撃を緩和すると共に、大きく後退する事により仕切り直しを狙う。
特筆すべきは、この判断を瞬時に行った事でドクターマンの才が伺える。

 第一段でハンマー、砲撃と攻め立てていたカブトカンスが劣勢に回る、この戦いのターニングポイントは球状後退に追いつかれたところであろう。
第二の戦闘場に同着した事で仕切り直しにはなっているが、出来れば先着してバイオロボの着地に合わせるようにハンマーを打ち出したいところである。
しかし、バイオロボの機動力が球状のカブトカンスを上回っている。さきに打ち出したハンマーのチェーンの巻き取りも不十分で、一度ハンマーが腕より
脱落、再巻き取り後にハンマー射出というタイムラグも生じている。この為、ハンマーを失う事となる。

 カブトカンスの爪をかわし斬り込むバイオロボ、ここでもバイオロボはカブトカンスに先んじて踏み込む事により爪をかわし、同時に斬り込んでいる。これま
た攻防一体である。

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