まとめ
この一戦の特徴は「単純防御」対「交差」である。
単純防御はカブトカンスのバイオロボと対峙した時の防御姿勢。キックで吹っ飛ばされた時の球状後退。
交差はバイオロボのカブトカンスのハンマーをかわしてのキック。同じくカブトカンスの爪をかわしながらの斬り込み。
防御した瞬間は攻撃始動でもある。カブトカンスとバイオロボの攻撃が時を同じくして交差する戦法である。
カブトカンスの防御アルゴリズムもなかなかのモノであるが、交差という攻防一体の戦法を持つバイオマンの超電子頭脳に分があった。
余談だが、左腕のハサミは攻守共、一度も活かされていない。個人的には相手をハサミで締め付けたり、スーパーメーザーを受け止めるカブトカンス
を見てみたかった。
2006年8月20日
流杜雄
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