海底要塞研究所

第一段 プリンセスの先制攻撃


おことわり
 ここからは、ガールズとプリンセスの戦いを五段に分けて何が起こっていたか推論を記します。ここでは、プリンセスのエネルギー攻撃を「プラズマ攻撃」と
仮の名称・性質で表すものとします。


 プリンセス、壁を破壊して教室に入る。キーン先生に「教室でのケンカは禁止」と告げられ、プラズマ攻撃でガールズを室外に吹っ飛ばす。


解説
 プリンセスが壁を破壊して教室に入った時、バブルスがこう言う「おニューのお洋服買ってたから遅刻したんだ」と。ウィットにとんだ台詞であるが、パワース
ーツの外観の変化、旧版にはなかったエネルギーのほとばしり、プリンセスの気迫、全てを過小評価している。

 プリンセスはいう「あたしは、早くみんなと友達になりたくていろいろ言っただけなのにあんた達のせいで、すっかりみんなに嫌われるようになった」と。
いろいろ言ったのは、どういうつもりであれ見下しである。みんなに嫌われる事はガールズとは関係が無い。逆恨みと論理のすり替えである。
 続いて「あんた達は、あたしの事をパワーパフガールズにはなれないって言ってバカにしたけど、そんな事あたしと戦ってみなきゃわかんない」といっている。
重要な台詞である。当初、ガールズのスーパーパワーや活躍にあこがれパワースーツを着込んだ筈が、ガールズを倒して見返すという目的に変貌して
しまっている。

・ガールズがプリンセスの戦力を過小評価した事。
・プリンセスの異様な執念。
この二つがガールズに思わぬピンチを招く事になる。


補足
 教室で戦闘開始となるところをキーン先生に「先生、教室でのケンカは禁止してるの」と、止められる。
「じゃ、外でやります」 プラズマ攻撃を放ちガールズを室外に吹っ飛ばすプリンセス。
ブラックユーモアである。
パワーパフガールズは真性バトルエンタテイメントではないので素直にウケましょう。

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