海底要塞研究所

第三段 コンバットスーツ装着


 コンバットスーツを焼結(装着)したシャイダーにバリバリと戦闘員が飛びかかる。シャイダーは落下力を利したスクリューキックでバリバリのみを迎撃する。
ギャル軍団の5本の火走りによる攻撃をシャイダーは後方ジャンプで回避。シャイダー、ジャンプ先にいた2名の戦闘員を左右同時のバックエルボーから
パンチに繋ぎ、倒す。シャイダーは海賊放送の機器をビデオビームガンで破壊、ついでフーマ軍を攻撃。フーマは戦艦と戦闘機を出撃させシャイダーを
攻撃、シャイダーはスカイシャイアン出撃要請。アニーがフーマ戦闘機を迎撃する。クビライ(フーマ)は不思議時空を発生させ、バリバリのパワーアップを
図る。


解説
 シャイダーのコンバットスーツ装着による明らかな戦力アップが見られる。
 まず、飛び上がってくるバリバリと戦闘員に対して、バリバリに的を決め、スクリューキックを打つ。この空中戦、上りと下りの違いでシャイダーに分がある。
シャイダーのジャンプ(飛び降り)は、バリバリ達の後であり、空中での軌道と体制の変更がまず不可の状態を認識してからである。バリバリと戦闘員、ど
ちらが厄介な敵であるかは言うまでもないだろう、バリバリに対して落下力を利してのキックを打ち込む。
 次のギャル軍団の火走り攻撃をかわした移動先に戦闘員がいる。完全に先回り出来ている訳ではないが、火走り攻撃に対する効率のよい避け方
(移動先)を想定した配置というものを考えてなければタイミング的に無理な連携攻撃である。だが、それをシャイダーは、しゃがみ込みによる防御と同
時のバックエルボー、しかも2点同時攻撃で対抗している。
 第二段の部分で、生身の時に先手ばかり取られていたシャイダーがコンバットスーツ装着により、先手を取られても、なお、それに先んじる事が可能に
なっている局面である。
 フーマは戦艦、戦闘機を発進させ、格闘戦の状況打開を狙う。メカ攻撃によりシャイダーの戦いの流れを中断させると共に、不思議時空発生で仕
切り直しと不思議獣の4倍パワーアップを図っている。

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