海底要塞研究所

第四段 不思議時空の戦闘


 シャイダー対バリバリの戦場は不思議時空に移る。シャイダーを巨大化したバリバリの足がキックし、巨大な張り手がヒットする。バリバリは等身大に
戻り、連続球状体当たりでシャイダーを攻め立てる。シャイダーは飛び蹴りで迎撃し、ビデオビームガンで射撃するも全弾かわされる。接近戦による打
撃戦は乱打となるも、バリバリに分があり、シャイダーがレーザーブレードを抜いてなお要所で後手にまわる。

解説
 この局面、不思議時空という敵のフィールドで戦う事の難しさが重苦しく伸し掛かかっている。

 不思議獣の巨大化、有り得ない事が起こるから恐ろしい。だが、不思議獣にとって都合の良すぎるものでもない。
(この際、巨大化が真に実体なのか、虚像で打撃のヒットは動きに合わせた別のエネルギー攻撃なのかは問題にしても答えは出ないので、置いておく)

理由は以下の事から推測できる。
・足での攻撃時、正味、脛より下の部分だけで攻めている。
・張り手攻撃の時も下半身の存在は定かではない。
・巨大化攻撃は短時間である。
・攻撃ヒット時のダメージが見た目程ではない。

つまり、巨大化が実体であれ、虚像であれ、幻惑するのが狙いであり、それも短時間しか持続できないという事である。


不思議獣のパワーアップはスピードにも現れている。ビデオビームガン4連射を難なくかわし、格闘戦においても一歩先んじている。

不思議獣の4倍パワーアップは、単純に力が4倍になるのではなく、その戦闘力が4倍になるという事である。

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