海底要塞研究所

まとめ


 コズミッククラッシュの要諦は、「コズミッククラッシュの理」で述べたように、巨獣に適度なダメージを与えて過度の接近戦を封じ、投げで引き離し、加速
の為の時間と距離を確保する事にある。ビームは繋ぎ技として使われ、コズミッククラッシュスタートのタイミングを計る役割を担っている。

第1話、第2話、第4話における攻撃バリエーションを分割、横並びで振り返ってみたい。

・打撃戦でダメージを与える
対マリゴス&ハネダー戦・・・・二対一の不利な局面を二体の移動速度の差を突き反撃。
対テツゴス戦・・・・・・・・・・・・テツゴスのブローを見切り、キック。
                 噛みつきには重心上げからキック。
対ガイオス戦・・・・・・・・・・・・パンチ合戦では不利だった。


・投げにより距離をとる
対マリゴス&ハネダー戦・・・・二体をぶつける事で反撃を制し、二体のダウンを奪う。
対テツゴス戦・・・・・・・・・・・・ダウンさせ、尻尾を抑えて投げとばす。
対ガイオス戦・・・・・・・・・・・・体当たりの単調さを突き、カウンターキック。


・ビームで繋ぐ
対マリゴス&ハネダー戦・・・・進撃する二体を一時足止め。
対テツゴス戦・・・・・・・・・・・・投げからの追撃として使用。
対ガイオス戦・・・・・・・・・・・・遠隔攻撃の「返し」として使用。
                 ガイオスが防御に専念した事でコズミッククラッシュスタート。

こう並べてみればダイレオンの戦闘が一見、単調なようでコズミッククラッシュを決めるまでの過程にいろいろな工夫がある事が分かって頂けると思い
ます。

この研究文でダイレオンの戦いぶりの発見があれば幸いです。

                                                                    2004年5月14日
                                                                    流杜雄

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